カローラアクシオハイブリッド
まずは、カローラアクシオハイブリッドについて知っておきましょう!
カローラアクシオハイブリッドが発売となったのは、2013年08月06日(火)です。
ハイブリッドモデルとしては、初代といえますが、現行のカローラアクシオがフルモデルチェンジされたのは2012年05月11日で、このカローラは11代目のカローラです。
そして、このカローラアクシには、1300ccのガソリンエンジンと1500ccのガソリンエンジンを搭載したモデルに加えて、今回追加となった1.5Lガソリンエンジンに1モーターを組み合わせたハイブリッド(HYBRID)モデルがあります。
詳しくはトヨタののニュースリリースを確認してください。
2013年08月06日のニュースリリース
TOYOTA、カローラアクシオならびにカローラフィールダーにハイブリッド車を追加
2012年05月11日のニュースリリース
TOYOTA、カローラアクシオ、カローラフィールダーをフルモデルチェンジ
― 東北生まれの日本のカローラ誕生 ―
見て頂くとして、同等グレードだと思われる「15XのLパッケージ」と「HYBRIDのLパッケージ」のFF(前輪駆動)で、費用を基準とした損得をシュミレーションしてみます。
「1.5G」VS「HYBRID G」
どのグレードが同等のモデルになるか装備面で比較するとGが適当だと思ったので、購入費用、維持費用などを比べてみます。
※ハイブリッドに4WDが無い事から2WDで比較。
消費税込の車両本体価格で比較
1,650,000円/1.5G
2,075,000円/HYBRID G
42.5万円ハイブリッドの方が高い!
エコカー減税で比較
どちらもエコカー減税対象車ですが、免税(100%減税)と50%減税という違いあり。
減税額で比べてみると
自動車取得税 | 自動車重量税 | お得額 | |
1.5G | 約35,400円 | 約11,300円 | 46,700円 |
HYBRID G | 約88,900円 | 約22,500円 | 111,400円 |
ハイブリッドの方が64,700円の得!
※オプションのアイドリングストップを付けると少し差が少なくなります。
登録翌年の自動車税で比較
どちらも自動車グリーン税制によって、登録翌年の自動車税が優遇されます。
自動車税減税 | |
1.5G | 約8,500円 |
HYBRID G | 約17,000円 |
ハイブリッドの方が8,500円の得!
※オプションのアイドリングストップを付けると少し差が少なくなります。
燃費で比較
20.0km/L(JC08モード)/1.5G
※アイドリングストップを付けると21.4km/Lです。
33.0km/L(JC08モード)/HYBRID G
燃費差13.0km/L!
1年あたりの燃料代で比較
両モデルともに無鉛レギュラーガソリン仕様なので、ガソリン1Lあたりの価格を150円、年間に走る距離を5,000km、10,000kmと仮定して計算します。
※燃費については、カタログ値を採用。
実燃費で計算すれば、もっとガソリン代は高くなります。
さらに運転の仕方や走行環境等で大きく燃費が変化することもあるので、「あなた」自身の使い方などで計算して頂いた方が、良いと思います。
5,000km/年間 | 10,000km/年間 | |
1.5G | 37,500円(250L) | 75,000円(500L) |
HYBRID G | 22,800円(152L) | 45,450円(303L) |
差額 | 14,700円 | 29,550円 |
3年間なら | 44,100円 | 88,650円 |
5年間なら | 73,500円 | 147,750円 |
10年間なら | 147,000円 | 295,500円 |
必然的に走行距離が増えれ増えるだけガソリン代の差も大きくなります!
結論
エコカー減税と車両価格を考慮すると、ハイブリッド車とガソリン車との価格差は約35万円です。
あとは購入後にガソリン代が多くかかるガソリン車とガソリン代としては安く済むハイブリッド車の走行距離によって、得か損かが分かれます。
単純計算ではありますが、その分岐点となる分かれ目は、走行距離10万キロになるので、それよりも前に車を買い替えるならハイブリッド車の方が損ということになります。
あくまで机上の計算ですが…。
またガソリン価格がこの計算値の150円よりも安くなれば、もっと距離が増えることになりますし、逆に実用燃費で、カタログ燃費以上の差が付くようであれば、その距離は短くなります。
また購入するグレードによっても変わってきますし、アイドリングストップを付けても変わってきます。
ここで紹介したのは1例ですので、条件を色々と変えてシュミレーションしてみてください。
1.5Gよりも車両価格が安いグレードであれば、ほとんどの場合、ハイブリッド車を購入するよりも得です。