新型フィット
簡単に新型フィットについて解説!
フルモデルチェンジを受けた新型フィットが発売となったのは、2013年09月06日(金)です。
初代フィットから数えるとこの新型フィットは、3代目にあたります。
そしてこの新型フィットでは、1300ccのガソリンエンジンと1500ccのガソリンエンジン搭載車に加えて、1.5Lガソリンエンジンに1モーターを加えたハイブリッド(HYBRID)モデルがあります。
詳しくはメーカーのニュースリリースを見て頂くとして、同等グレードだと思われる「15XのLパッケージ」と「HYBRIDのLパッケージ」のFF(前輪駆動)で、費用を基準とした損得をシュミレーションしてみます。
2013年09月05日ニュースリリース
新型「フィット」「フィット ハイブリッド」を発売 〜フィット、フィット ハイブリッドともにクラストップレベルの低燃費を達成〜
「15X Lパッケージ」VS「HYBRID Lパッケージ」
消費税込の車両本体価格で比較
1,680,000円/15X Lパッケージ
1,830,000円/HYBRID Lパッケージ
価格差15万円!
エコカー減税で比較
どちらもエコカー減税対象車ですが、免税(100%減税)と50%減税と違いがあります。
適用後の金額を見てみると
自動車取得税 | 自動車重量税 | |
15X Lパッケージ | 36,600円 | 12,200円 |
HYBRID Lパッケージ | 0円 | 0円 |
48,800円の差!
登録翌年の自動車税で比較
減税額で比べてみると
自動車税減税 | |
15X Lパッケージ | 8,500円 |
HYBRID Lパッケージ | 17,000円 |
8,500円の差!
燃費で比較
21.8km/L(JC08モード)/15X Lパッケージ
33.6km/L(JC08モード)/HYBRID Lパッケージ
燃費差11.8km/L!
1年あたりの燃料代で比較
両モデルともにレギュラーガソリン仕様なので、1Lあたり150円、年間走行距離を5,000km、10,000kmと仮定し計算。
燃費に関しては、カタログ燃費を採用。
実燃費で計算すれば、もっとガソリン代は高くなりますが、運転の仕方等で燃費は大きく変わるので、この項に関しては、自分に当てはめて計算しなおしてみてください。
5,000km/年間 | 10,000km/年間 | |
15X Lパッケージ | 34,500円(230L) | 68,850円(459L) |
HYBRID Lパッケージ | 22,350円(149L) | 44,700円(298L) |
差額 | 12,150円 | 24,150円 |
3年間なら | 36450円 | 72,450円 |
5年間なら | 60,750円 | 120,750円 |
10年間なら | 121,500円 | 241,500円 |
走行距離が増えれば増えるほど燃料代の差は大きくなります!
結論
車両本体の価格差は、15万円ですが、エコカー減税を加味すると10万1200円と考えられます。
さらに翌年の自動車税の減額分を加えると92,700円となり、この時点で10万円を切ります。
そして最後に燃料代を入れて考えると年間走行距離と維持年数にもよりますが、トータルコスト的には大差がないことが分かります。
年間1万キロ以上を走行し、5年以上乗るのであれば、フィットハイブリッドの方がお得!
乗り方、使い方、購入の仕方、買い替え方によってもお得なのがいずれなのかは変わってきますが、ガソリン車を選んでもハイブリッド車を選んでもコスト的にはあまりかわらないので、あとは個々が求めるものによって、ハイブリッドかガソリンエンジンかを選べば良いでしょう。
個人的には、無駄な燃料の消費を抑えられるハイブリッドを選ぶと思います。