ユーザー車検の活用方法
自動車の買い替え時においてのユーザー車検について解説します!
そろそろ車を買い替えたいなと思ったら、新車購入にしても中古車購入にしても店探しや車種の決定などすると思いますが、行動を開始したのが車検間近だったり、一カ月以上余裕をもって動き出したにも関わらず、納車が車検前までに間に合わないなど、車検の問題が絡んでくることがあります。
クルマが一時的になくなっても問題がなければ良いのですが、自動車が欠かせない生活をされている方も多いです。
そんな時は、ユーザー車検を活用することで、損失を最小限に抑えることが出来ます。
なぜなら普通に車検を受けたら10万円以上かかるところ、ユーザー車検なら6万円くらいで済ませることが出来るからです。
購入した車の納期との関係にもよりますが、車検満了後1カ月から二ヵ月くらい乗るといったようなケースなら、最低限の整備または整備は行わず車検だけで済ませることで、余計な出費を抑えることが出来ます。
車検を受けてからの車売却
車検にかかった費用が15万円だったとして、その直後に車を売却したとしても個人売買でもない限り、その15万円はほとんど評価されないと考えて良いでしょう。
もちろん車検が2年ほど長くなっているので、車検が無い状態よりは評価が上がる可能性はありますが、車買取店での査定を考えると無駄な15万円と言えます。
出来れば、このような事態は避けるべきなのですが、どうしても車が必須で、車検までに納車が間に合わない時は、ユーザー車検を活用して、このピンチを乗り切るのが最低限の出費で抑える手段です。
でもユーザー車検を受けるのは不安だという方も少なくないでしょう。
そのような場合は、新車購入時に車検を最低限の価格(ユーザー車検と同額)で行ってもらうように交渉しましょう。
拒否される可能性は低いと思いますが、こればかりはケースバイケースですので、そのような選択肢もあるという事でご了承ください。
ニューモデルの発売日
基本的には納期的なことなので同じです。
雑誌やネットなどで購入したいなと思った車種があったとします。
発売日を確認してみると、車検満了日から1か月後の発売です。
即行で予約したとしても車検から1カ月は待たないと納車されません!
こんな時もユーザー車検を活用することで、対処することが出来ます。
一カ月くらいなら車検が切れていても大丈夫だろうなんて考えは非常に危険ですので止めてください!!
もちろん車を動かすことが無いなら問題ありません。
でも車が有れば使いたくなってしまう可能性もあるので、そういう事であれば、車検が切れる寸前に売却または、下取りとして引き取ってもらっておきましょう。