アウディA3セダン(初代)
- DBA-8VCXSL(Audi A3 Sedan 1.4 TFSI)
- DBA-8VCPTL(1.4 TFSI cylinder on demand)
- ABA-8VCJSL(1.8 TFSI quattro)
新型車種となるアウディA3セダンが、2014年(平成26年)1月14日(火)に全国にあるアウディ正規ディーラーで販売を開始。
以前からアウディA3のハッチバックはありましたが、昨年モデルチェンジしたハッチバックに続いてセダンも登場!
アウディの魅力は何といっても知的でシンプルなデザインと質感の高い内装、上質な乗り心地ではないかと思います。
新型Audi A3 Sedan / S3 Sedan を発売
ちょこっとアウディA3とA3セダンについての特徴を挙げてみます。
A3はもともと女性には、かなりの人気がありました。
フォルクスワーゲンのゴルフと同じプラットフォームを使っていますが、そのゴルフよりも質感が高く少し高級なブランドとして親しまれていました。
でもハッチはバックは少し小さいという人やセダンが欲しと考えていた方にとっては、新型のA3セダンはピッタリではないでしょうか。
というのもA3よりも一回り大きなA4はかなりボディが大きくなってしまいます。
ライバルのCクラスやレクサスISよりも大きめなので、A4は大きいので嫌だけれどセダンがほしいという人にはオススメだと思います。
またセダンなのでトランクも広く使いやすいのが特徴です。
エンジンは1.4リッターのターボとシリンダーオンデマンドと呼ばれる気筒停止システムを備えたモデルがあります。
そのほかに1.8リッターターボのクワトロモデルもあります。
セダンで1.4リッターや1.8リッターの車は少なく、燃費も良いので経済的です。
アウディはもともとエンジンを縦置きにしてクワトロシステムを搭載するというのが伝統でしたが、このA3はゴルフと同じプラットフォームを使っていて、エンジンは横置きです。
なのでA4やA6、A8などのに比べると、若干運転した感覚は違います。しかし車に相当詳しい人であれば気になりますが、そうでなければ問題ないと思います。
アウディA3セダンの第一印象は、ため息をつくような美しいボディ形状だと…。まるで、工芸美術の頂点に達するような芸術的なフォルムは、神々しいまでの美しさを感じます。
その理由はというと、一言で言えばすべてにおけるバランスの極地に立つ車であると言えると思います。
排気量はわずかに1400cc(1800ccもあり)、車長も4.4m(4,465cm)に過ぎません。
日本車と比較するならば、トヨタ車のベルタ、シエンタクラス、日産車でいえばノートやティーダクラスと、車の入門車といったところです。
このサイズの日本車は、今一つ人気のないサイズですが、このサイズのクラスにアウディのエントリー車を持って来たことは、アウディの本気度が伺えます。
つまり、A3セダンに乗って、一定程度の満足感が得られれば、次はA4そしてA6と車格を上げて載り続けてもらえるという戦略です。
日本においても、長年車に乗っている人は、トヨタ党、日産党、ホンダ党、スバル党など、同じメーカーから買い求める人は、多いので、アウディの戦略は間違っていません。
外車といったら、高級車であり、社会的に成功した収入の高い層でなければ、外車には乗れない時代は、すっかり終わりました。
最近は、アベノミクスのおかげで、かなりの円安になっていますが、アベノミクス前までは、極端な円高で、外車の価格が相当に値下がりし、国産車と価格がオーバーラップする外車も増えています。
アウディA3セダンに至っては、発表会の席で、アウディジャパン社長が、ライバルはスバルレガシイと明言までしたそうです。
考えてみれば、いかにダウンサイジングしたアウディ車であろうと、A3セダン 1.4TFSIが、325万円、A3セダン 1.8TFSIクアトロが410万円と、レガシイを始めとした国産車の価格帯に諸に被る価格であれば、関心を示さない人はいないと思います。
それだけアウディA3セダンの車格は、ため息の出るような美しいフォルムをしているからで、私も購入を考えたくなりました。
会社の先輩が3年ほど前にA4を購入し、真っ白のボディに特長のあるヘッドライトとライトを取り巻くLEDのフォルムが美しく、これからアウディは日本で受け入れられるような予感のようなものを感じましたが、実際、国内ではアウディの販売台数は伸びているそうで、世界でも150万台を突破し、近いうちにBMWをも超える勢いだそうです。
A3セダンの予定販売台数は年間5,000台だそうですが、どう考えても突破するのは確実だと思います。
その理由は、国産車しか乗らないと決めている私でさえ、心を動かされる魅力的なデザインであり、手の届きうる価格だからです。
A3セダンの出現は、性能あり気という車への考え方を変えるエポックメイキングな車になるのではないかと思います。
一方、少し違った角度から見ると、このA3セダンの欠点は若干値段が高いことです。一番安いモデルで325万円、1.8のクワトロだと410万円からです。
1.4リッターエンジンで325万円というのは明らかに高すぎますし、国産車だとレガシィツーリングワゴンなどが購入できますし、410万円だとレクサスISが購入できます。
特にISなどはA3セダンのライバルになると思いますが、新型ISはかなり評判が良いので、ちょっと高すぎるのではないかと思います。
またアウディ全体に言えることですが、下取り価格がほかの輸入車に比べても低めなのでちょっと注意が必要だと思います。
いずれにせよアウディは日本で最近かなり人気があるメーカーですので、かなりの人気になるのではないかと思います。
また日本ではクラウンやカムリがよく売れていたり、セダン人気復活の兆しも見えるので、A3セダンも輸入車ですので、爆発的に台数が売れることはないと思いますが、ボルボS40のように、輸入車としての需要は高い車種になると思っています。
かなりテレビCMも流れていますし!
それと最後にアウディではホットなモデルとなるS(S3 Sedanは5月導入予定)も追加発売される予定です。