ピンク色のクラウン特別仕様車
クラウンというと、いつかはクラウンというCMの印象も強くあり、レクサスやセンチェリーなどを特別とすれば、トヨタの中では高級ステータス車でもあり、トヨタの名を冠した車種としては最高峰の車でもあります。
しかし、その高級なステータスのイメージを持っているクラウンにピンク色が販売されるとか、走っているという話を聞いたときには、都市伝説のようなものかと思っていました。
しかし、本当に存在していました。
というより現時点では、予約受付の段階ですが、ビートたけしと松島奈々子のCMでもピンク色のクラウンが使われており、内装は、あのテリー伊藤氏がプロデュースしたといいます。
クラウンとしては、2012年12月25日にフルモデルチェンジされて発売された14代目クラウンのアスリートGの特別仕様車で、2WDのハイブリッドと4WDの2.5リッターガソリン車の2タイプ設定があり、そのデザインとショッキングピンクという取り合わせのインパクトは絶大であります。
特別仕様車の内容に関しては…
TOYOTA、クラウンにピンクの特別仕様車"ReBORN PINK"を設定
写真などでは意外にもそれほど違和感はありませんが、一度その目で見てみないことには何ともいえない物でもあります。
また、内装的には一部にピンク色があしらわれる程度で、ボディーカラーとは対照的に、比較的落ち着いた雰囲気でもあるようです。
市販車の中にもメタリックピンクのような物はあったような気もしますが、ショッキングピンク(正式には、(特別設定色モモタロウ)という色となるとそのインパクトは絶大で、店のロゴでもはいれればCM効果はあるでしょうが、個人的には普段に乗る勇気はありません。
また、ピンクというと女性向きの色という概念もありますが、女性の受けなどは分からないものでもあり、また、愛されオヤジがターゲットなどというコピーがありますが、ターゲットとされたオヤジ達の反応も気になります。
車としては、2013年の9月からの1ヶ月の受注生産で、限定650台もすべて受注したようです。
今回のトヨタの戦略を大胆な戦略ととるか悪趣味な色ととるか、しかし、一方で多種多様の個性の時代でもあり、クリエイティブな人や、アーティスト、意外と大阪などでは案外需要があるのかもしれません。
トヨタの遊び心の表れなのか?規制概念からの脱却を狙ったものかわかりませんが、ショッキングピンクのカラーリングの内部に秘めたハイブリッドシステムや安全性能などのギャップもあり、世界販売台数1000万台を目指すトヨタとしては面白い試みであると思います。
クラウンのライバル車となると、BMWやアウディ、日産のフーガなどいうことになるのでしょうが、ショッキングピンクというカラーリングのインパクトの前では別物といえるでしょう。
しかし、ショッキングピッンクのクラウンが疾走する姿が似合う風景や町並みとなると、想像ができず、ラスベガスのようなギンギラの町並みが一番似合うのかもしれません。
生産開始は2013年12月を予定しているそうなので、2014年には、実物を見ることが出来るかもしれないです。
でも限定650台なので、街で目にすることが出来たならラッキーかもしれないです!