売却希望価格は必ず聞かれる!
車の査定を受けた場合、売却希望価格は?の問いは必ずあります。
ほとんどの場合、査定後に口頭で質問されると思いますが、査定中にアンケートなどの記入を頼まれることもあり、その中で同じ質問があります。
何社目の査定を受けているかによっても対応は変わってきますが、最初の査定なら、「出来るだけ高い金額が希望です」等のように具体的な金額の提示は行わないようにします。
何故かと言えば、愛車が幾らくらいで売れるのか?まったく分からない状況で、希望価格を言ってしまうと、損をしてしまう可能性があるからです。
具体例
10年も乗ったし、少し傷もあるので、50万円くらいで売れたら良いと考えたとします。
そこで、売却希望金額は少し色を付けて60万円と伝えます。
しかしオートオークションでは、その査定を受けた車の条件(車種、年式、走行距離など)であれば、90万円くらいで取引されていました。
そうであるならば、60万円で買い取りすることは何の問題もないです。
しかし、最初に提示した査定額に対し、大半の方は、もうすこし少し高くならないかと要求してくることを見越して、最初の提示額は50万円となります。
この場合、当初考えていた金額なので、50万円は悪くない価格だと思って、契約書にサインしてしまうかもしれません。
この価格で契約に持っていけるかどうかは、査定担当者(査定士)の営業能力にも左右されるところですが、その会社の実績トップクラスであれば、少し金額を上乗せし、51万円〜52万円くらいで納得させられてしまう可能性が非常に高いです!
2万円前後のアップではなぁ…
と思った方でも、60万円を提示されたら確実に契約書にサインするでしょう!
どうですか?
このケースの場合、上手く交渉さえすれば、75万円は確保できるケースです。
すると、60万円で契約したとしても、15万円の損、50万円なら25万円も損しています。
さらに損失額が増えるケースとして、もう少し上の価格帯のケースです。
200万円台、300万円台と取引価格が高くなっていくにつれて、上記の損失額も大きくなって行きます。
ですので売却希望金額を聞かれても、具体的な金額は言わないほうが賢明なのです。
※補足
実際にはもっと現金を得られた可能性があることから、その分を損としています。実際にはいくら損だったかは分からないし、納得して契約したならば、損した気分にはならないでしょう。逆に満足感すらあるかもしれません。
査定は複数の業者に依頼しよう!
複数の査定を受けるだけで、損をする可能性を大きく減らすことが出来ます。
上記のケースで、査定額が50万円と言われた場合でも、比較対象があれば、50万円が妥当なのか判断することが出来ます。
また他の会社も査定に来ることを伝えておけば、明らかに安い査定額の提示は行いづらくなるので、上記のケースでいえば、50万円を提示される可能性は非常に低くなります。
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