新型アテンザ概要
まずアテンザには、セダンとワゴンがあり、エンジンは「ガソリンエンジン」と「ディーゼルエンジン」があります。
トランスミッションは、6速のATと6速MTです。
その他、マツダのスカイアクティブ技術を惜しみなく搭載されているのが、新型アテンザです。
詳しくは、公式サイトにてご確認ください!
気になるグレード
クリーンディーゼルエンジンを搭載した、XD(クロスディー)です。
トランスミッションは、6MTが好きですが、実用面を考えると6ATが楽です。
レガシィは、MTが無くなってしまったので、このクラスでMTを探しているならアテンザがありますよ!
それとディーゼルとMTの相性は良いので、エンストもしにくいでしょう。
低回転からトルクが厚いディーゼルならMTでもATに近い感覚で運転することも出来そうです。
ということで、アテンザの6ATと6MTは悩むところです。
根拠はありませんが、6MTの方がリセールの際に高値で売れそうな感じも…。
アテンザXD Lパッケージ6ATに試乗
アテンザ購入にあたり、一番気になる点としては、クリーンディーゼルエンジンです。
そこで試乗した際の印象を書いておきます。
エンジン音
思っていたよりは、気になりました。
やはりガソリン車と比較した場合、エンジン音はうるさいです!
ただうるさいといっても慣れてしまえば、気にならないレベルだと思います。
試乗なので、時速60キロくらいまでしか出していないので、高速走行時はわかりませんが、少しアクセルを踏んで40km/hくらいのときが、一番気になる音がありました。
ガラガラ音というよりは、こもったような音です。
それとアイドリング時は、ほとんど気にならなかったです。
ただ車外でエンジン音を聞くと、ディーゼルエンジンなんだなと実感できます。
あと走行距離が増えてきた時に、どのようにエンジン音が変化するのかが未知数です。
少なくても今以上に静かになることは考えにくいですから、どのくらい音が大きくなってくるかです。
比較対象
普段乗っている車は、けっこう静粛性が高いガソリンエンジン車なので、それとの比較です。
加速性能
2000回転くらいから一気に力強くなるエンジンで、加速性能は非常に優れていると思いました。
アクセルを全開にした時の加速を想像すると、インプレッサやランエボ等と同様に、加速Gを体感するような加速をしそうだなと!
70kgくらいの大人が4人、ゴルフバックや荷物を満載して移動する等であれば、余裕を持ったこのエンジンは最適かもしれませんが、ただ個人的な使途を考えると、そこまでの加速性能は不要です。
アイドリングストップ
i-stop(アイ・ストップ)に関しては、エアコン使用している関係もあってか、ほとんどエンジンが停止しませんでした。
この時期で、停止しないのであれば、夏の時期の日中であればほぼアイドリングストップしないと考えて良いでしょう。
停止、再始動に関しては特に気になることもないと思います。
ただ、停止回数が、2回くらいだった時に関しての印象です。
比較対象
普段乗っている平成24年式のアイドリングストップ付の軽自動車。
ランニングコスト
補助金があるとはいえ、ガソリンエンジンよりは高価なディーゼルエンジンですが、長い目で見た場合は、お得感もあります。
軽油価格は、120円/Lで、満タンにして50Lの給油したとします。
一回辺りの燃料費は、6,000円です。
これをハイオク160円/Lで、計算すると、8,000円
※私が乗っている車は、3.0Lのハイオクガソリン仕様
単純計算にはなりますが、1回あたりの給油で2千円違ってきます。
アテンザのクリーンディーゼルの場合、私が乗っている車の燃費と比較すると実燃費で、リッターあたり、倍以上燃費が良いので、1年間に給油する回数も変わってきます。
単純に2倍燃費が良いとして計算すると、走行距離が多くなればなるほど、燃料費の差が大きくなります。
マイカー6km/L、アテンザ12km/Lと仮定して、年間1万キロ走ったなら!
アテンザ:燃料費99,960円(軽油120円×833L)
マイカー:266,560円(ハイオク160円×1666L)
年間166,600円!アテンザXDがお得になります。
アテンザの魅力
環境性能、燃費性能、動力性能が良い事でしょう!
静粛性の高いガソリン車と比較すると少々エンジン音は気になりますが、それを超える魅力がアテンザにはあると思いました。
ただ、300万円だして購入したいとまで思える車種かと言えば、微妙なところです。
安全装備等を含め装備も充実しているのですが、運転してみた感じではインパネ周りなどの印象を含めて、目新しさというか惹かれる部分はありませんでした。
アテンザの見積もりと値引き額
今回見積もりしたのは、「アテンザワゴンXD L Pakcage」です。
とりあえずメーカーおよびディーラーオプション類は、一切なしで、車両本体からの値引きに拘りました。
まだ新型になってから半年足らずで、なお且つ売れているということもあり、結構渋目かと思っていましたが、結構な額の値引きを引き出せました。
片手一歩手前くらいです。
さらに車買取では、査定0円の車に対して下取り価格を○○万円付けてくれたので、アテンザ購入の条件としては悪くないかなと思いました。
実質50万円オーバーとも考えられますからね。
あとはリセールの際の価格がどうなるかが気になる所です。
ディーゼルエンジン搭載車としては、売れている状況ですが、日本ではまだまだディーゼルエンジンに良い印象を持っていない方が大半です。
中古車として考えた場合、万人受けはしないと思うので…。
ただこの辺は、今のところオートークションにも出品される台数が極端に少ないので、もう少し経たないと何とも言えないので、リセールが気になる方はレガシィツーリングワゴンも選択肢に入れてみてはと思います。
そうはいっても即決するまで魅力的な条件ではなかったものの、購入意欲としては未だあるので、再交渉する可能性も残っています。