残価設定クレジット(デメリット)

残クレの欠点や短所を知っておこう!

残価設定クレジット(デメリット)

致命的なデメリットは無いです!

ただ残価設定クレジットを利用するなら把握しておく必要がある項目はあります。

支払総額

普通のローンと金利(分割手数料)が同じであれば、支払総額は少し多くなります。

ローンを組む金額や金利次第にもなりますが、200万円くらいまでなら極端な差は出ないですが…。

でも残価設定クレジットの方が金利が安くなっていることもあるので、支払総額が気になるならば、両方の見積もりを取って比較しましょう!

返済の度合

ローン商品の特性上、ローン残高は普通のローンよりも減りにくいです!

月々の返済額(負担)を抑えているので当然と言えば当然のことですが、5年払いだとして3年もローンを支払っているのに、まだこんなに残っているの?

なんて思いになることがあります。

これは最終回の支払金額が大きいので仕方ないです。

もしローンの返済中に車を売却したり、乗り換えたりする可能性が高い方は注意してください!

仮に200万円の残価設定5年ローンで、2年くらいで手放す場合、残価が60万円でボーナス払いなしだとすると…

月々23,728円の返済額です。

※金利分は含めません。

24回分支払ったならば、返済済みの金額は569,472円です。

分かりやすいように約57万円とすると、残債金額は143万円になります。

車買取に120万円で売却したとしても23万円の自己負担が生じます。

143万円以上で売ることが出来ればベストですが、なかなかその金額では売れないが現実です。

これは普通のローンを組んだ場合でも同様なのですが、月々の返済額が多いので、同じ24回を支払った段階でも普通のローンのほうが残債額が少なくなっています。

このケースで当てはめれば、普通のローンであれば、月々の返済金額は33,333円なので、799,992円支払い済み!

約80万円と考えると、ローン残債は120万円です。

23万円の差があるのです。

その場合は、3万円を負担するだけで車を売却できます。

上手く交渉さえすれば、123万円で買取してもらえる可能性もあるので、追加負担することなくローンをスッキリさせることが出来ます。

契約条件

数年後の残価(買取金額)には、一定の条件があります。

この条件を満たさないと、残価(買取金額)保証を受けられなく場合があります!

まだ傷や走行距離の超過などで、減額などであれば良いですが、大きな事故によって修復歴ありとなったようなケースでは、メリットであるはずの最終回の選択肢に影響が出ることもあります。

例えば、車両を返却して返済を終えようと考えていた場合です。

返却の条件を満たさない場合は、最終回の支払額を一括で支払うことになります。

再ローンという選択肢もあるわけですが、車が不要な場合には手元に車が残っては不都合です。

そもそも返却してスッキリしようと思っていたのに、それが出来ない時点でストレス!

その場合は、一旦買取した後に売却するしかありません。

余計な手間が掛かります!

それでも最終回の支払金額よりも高く売れれば良いですが、返却を拒否されている車両状態なので、追い金が必要になる可能性が非常に高いです。

販売店側でも査定をして、買取の提案もしてくると思いますが、車買取へ売却するよりは安い金額である可能性が高いので、自己負担額が大きくなります。

もっと気軽に!

新車を購入するのに残価設定クレジットやローンは大変ありがたいサービスですが、新車を分割払いで購入するのは結構危険だったりします。

新車といえどもナンバーが付いた時点から中古車!

走行距離が増えるにつれて価値はどんどんと下がって行きますし、仮に走らなくても年々年式が古くなり、価値が下がってしまいます。

それであれば無理して新車を購入するのではなく、中古車を賢く使ったほうがローン返済のリスクもなくて良いかなと最近思います。

中古車・新車にこだわらないという方は!

最短90日で車両を返却できるサービスも選択肢にどうぞ。

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