売主による契約の解除
車の売却を契約後に解除するには、違約金やキャンセル料が発生すると売買契約書に書かれているが、売主都合による契約解除でも違約金は高いので支払いをしたくない!
車買取業者からすれば、このような申し出に素直に合意するはずはないが、状況によっては契約書に記載されている金額を素直に支払う必要はないと国民生活センター消費者苦情処理専門委員会小委員会助言として掲載されています。
契約解除を申し出る理由
中古車の売却の際のキャンセル料のトラブルについて(国民生活センター消費者苦情処理専門委員会小委員会助言)によると
解約申し出の理由は、以下の2パターンに大別できる。
@資金面の問題や家族の反対などの理由で、車の売却を取り止める必要が発生した。
A契約先を上回る買い取り金額を他社や知人などから提示され、そちらに売却したいため。
だそうです。
1の資金面の問題というのは、よくわかりませんね!
車を売って現金を手にしたいから車を売るのですから。
新車などへの買い替え資金の問題ということになるのかも!?
また家族の反対などの理由なら、事前に相談しておくことで契約解除のトラブルは防げます。
2の理由であれば、車の売り先を決定する際にもっと慎重に検討すれば、契約を解除する理由はなくなります。
契約解除を申し出るタイミング
違約金やキャンセル料を支払わないためには、契約後できるだけ早い段階で申し出る必要があります。
注意!
違約金やキャンセル料を支払うことなく、スムーズに売主から契約を解除できる訳ではありません。
売主側の一方的な都合で、契約を解除を申し出た場合、間違いなく面倒なことになります。
また車を引き渡した後に契約を解除しようと思えば、それなりの実費(経費)負担は発生します。
買取りされた車は、すぐにオークションへ出品されることが多いためです。