2014年の自動車保険見直し結果
「NTTイフ」「保険の窓口インズウェブ」「自動車保険スクエアbang」と3つの自動車保険見積もりサイトを活用して、自動車保険各社の保険料を比較しました。
見積もり価格を比較して、今と同じ補償内容で、より安い保険料の商品(損保)がないかを探すのが目的でした。
単純に基本的な「対人賠償」「対物賠償」「搭乗者傷害」に加えて、車両保険と今では基本に入れても可笑しくない人身傷害のセットなら約3万円という自動車保険(以下、商品)が見つかりましたが、やや現在加入している商品よりも特約などの面で不足している感があったので、特約などの条件も同じで、より安い商品を探している内に、新しく増えている特約をなどが気になりだしました。
この商品の見直しは、二台ある車(普通車・軽自動車)の軽の方で、普通車のほうの商品では特約としてかけているものなのですが、ダイレクト系の商品でも選べるような損保が幾つかありました。
その特約とは?
地震や津波などは補償対象外になることが一般的ですが、車両全損時に一時金がもらえるという特約です。
東日本大震災が起きる前までは、加入していた某損害保険の商品では、一時金ではなく搭乗者や車両保険など全ての補償でも地震・津波などに対応してくれていたのですが、現在では一時金しか受け取れないというのが主流のようです。
その某損害保険でも今では、新規では引き受けを止めているようです。
そして、一時金の額ですが、50万円というのが主流になっているみたいです。
ただ、この50万円も各損保が決めた全損の基準に該当しなけば出ないので、地震で瓦礫などが落ちてきて、屋根がへこんだくらいでは補償対象外になってしまいます。
あとは保険料との兼ね合いで、付帯するか否かを決めることになります。
アクサダイレクトとチューリッヒ
保険料と特約などの関係から最終的に、この2社の商品に絞り込みました。
チューリッヒの方は、ネット専用自動車保険ではなく、スーパー自動車保険の方です。
保険料的には、拮抗している感じでしたが、私はアクサダイレクト自動車保険を、今回の見直しでは選びました。
その理由としては、アクサの方が商品内容(ウェブサイト)が分かりやすかった事と、補償内容を最大にした状態でも意外と保険料が安かった点、それとアクサの方が少し補償の範囲が広いと感じた点です。
対人対物は勿論、人身傷害も無制限を設定し、付けられる全ての特約を付帯して、6万円を切る保険料(インターネット割引適用後)でした。
現在加入している「そんぽ24」と補償内容を比較した場合、断然アクサダイレクトの方が幅広く補償してくれるのにも関わらず、保険料は9千円しか変わらなかったのです。
チューリッヒで気になった点
名称は、商品によって少し違いますが、他車運転危険担保特約の補償範囲が非常に狭くなっていました。
チューリッヒの場合は、特約ではなく、基本補償に入っているとのことでしたが、他車運転賠償責任条項を確認させてもらったところ、車両保険や人身傷害を設定していても対人・対物事故のみの補償となっていました。
運転していた車の損害に関しては補償対象外なのです。
他の人の車やレンタカーを運転することが100%ないなら気にならない部分ですが、個人的には友人の車を運転したり、代車を借用することもあるので、これがチューリッヒを選ばなかった理由の一つになります。
最後に、アクサの地震等車両全損特約ですが、保険料は年間5千円みたいです。
この金額が高いか安いかは微妙なところですが、まだローンの返済も残っているので念のため選んでおきました。
ちなみに「そんぽ24」では、設定自体がないのか?!契約の継続では、選ぶことが出来ませんでした。
というより、再見積りの仕方が分かりませんでした。
たぶん、再見積りが出来ない仕様なのだと思います。