即決を迫られた時の対処法
まったく希望の買取価格に達していなければ、車査定を受けたからという義理から相手に譲歩する理由は全くないので、売却をキッパリ断ることが、お互いにとって有益です。
ただし、提示された買取価格なら売ってもいいかなと思う時があります。
特に、数社の査定を受けていて、終盤の査定なら余計にそう思う事でしょう。
でもいきなり1社目で、売却を決めてしまうのだけは避けてほしいです。
もちろん、その査定額に納得しているなら売買契約を結んでも良いですが、少しでも高値で愛車を売りたいという方は、最低でも2社の査定額を比較することです。
ここからは、前提条件として数社の査定を受けて、「今なら95万円のところを100万円で買い取れるとから」「即決して頂けるなら提示額にプラス3万円だします」など、これ以上の買取価格がでる可能性が無さそうである時とします。
ということで、このような条件下で決断しなければならない時、どう対処すればよいかです。
ただし、車を単独で売却しようとしているのか?それとも乗換えで、すでに次の車の納車日が決まっているのか?乗り換えだが、次の車の目途は立っていない、その場合、その間にクルマが必用なのか?特になくても大丈夫なのか?等、置かれた立場は人それぞれです。
そこで個別に、私ならこうするという形で回答してみます。
車を単独で売却しようとしている
これ以上査定を受けるのが面倒なら、言われた条件に、もう少し上乗せしてもらえれば御社へ売りますと条件アップを求めます。大抵の場合、幅は有りますが、少しくらいの上乗せはあるはずです。
もし無理だと言われた場合は、残りの査定結果を見てから判断です。
しかし、残りの査定で、その条件以上が出なかった場合は、その条件が消失してしまう可能性は覚悟しておきましょう。
※結論が1週間以上先でなければ、同条件で買取りしてもらえる可能性も高いですが、戻ってきたということは、業者側から見ると我が社よりも高値が出なかったのだと推測され、足元を見られる可能性もありますが、良心的な業者であれば、その時の価格よりも下げてくる可能性は低いです。
車乗換えで、既に次の車の納車日が確定している
基本的には、車の単独売却と同様です。
ただ買取価格的には限界だと言われた場合で、納車日まで時間が有るようであれば、車両の引渡し時期を調整してみるのも一つの選択肢です。
車が無くても平気という場合は、すぐにでも車両を引き渡すことも可能という事で、買取額に拘っても良いでしょう。
車乗り換えで、次の車の目途が立っていない
この場合も基本的には、車単独での売却と同じですが、生活に車が欠かせないのか、それとも少しくらいなら問題ないのかで対処法は変わってきます。
車が絶対にないとダメなら、買取価格の交渉は厳しいでしょう!なぜなら車両入庫の予定があるていど分からないと、安全マージンを多くとった価格提示しかできないからです。
予めそのことを伝えておけば、即決を迫ってくること自体がないでしょうし…。
また、毎日車を使うという事でなければ、次項の代替え案を使って、価格交渉してください。
車は無くてもOKという方は、車両を引き渡す時期を明確にして、さらなる買取価格を追及です。
車が必要な時の代替え案
車を売るにあたり、今ならとか今日ならとかの条件付ではあるが、愛車が高く売れるチャンスが到来することもあります!
でも次の車の手配は未定だったり、納車が一か月後だったりしたなら、簡単に結論を出せないでしょう。
でも絶好のチャンスは逃したくない!
そんな時は、思い切って車を手放す決断です。
でも車は必要なんだよという方は、一つ目!代車を借りれないか聞いてみよう。
二つ目!格安レンタカーやカーシェアリングを活用できないか確認です。
車を使用する頻度にもよりますが、カーシェアリングなら一カ月1万円程度で利用できます。
その場で車を売ることで、プラス5万円とか10万円になるなら、少々愛車がある状態よりは不便になるかもしれないですが、買取価格が高い車両になればなるほど、即決した時の価格アップ幅は大きいので、そんな局面がやってきたら、この事を思い出してみてください!
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